一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第36章 たかが階段ひとつ分(夜久衛輔)生誕記念 完結
木葉が去ったのを見計らって
布施に近付くと
『あ!夜久!
ちょうど良かった!
明日のお弁当だけどね?
新作の料理を…』
俺に気付いて
木葉に見せてた笑顔のまま
布施が振り返る
「うん…サンキュ…
でも…もう…作ってくんな…。
俺、食べれねぇから」
『え?なんで?』
「相手に悪いだろ?
だから俺はもう食えない」
俺より高い位置にある頭に
少しだけ触れて
「弁当いつも美味かった
いい嫁さんになんじゃね?」
クルリと背中を向けた