一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第4章 君に届け(丸井ブン太✴︎夢✴︎WEBリクエスト作品)完結
姫凪はいつでも
幸村にベッタリで、他の男に
なんか興味ないように見える
「相変わらずね。お二人さん」
サクラの声がした
「お~…いつも通り
全く脈なし…凹む~…」
大きなため息を漏らすと
「幸せ逃げちゃうよ?
ほら…クッキーでも食べて
元気出しなさい!」
俺の髪を撫でながら
サクラが笑った
「…?おぅ。さんきゅ…」
何かいつもと違う?
「ん?何?どうしたの?」
「いや、なんでもね~よぃ…
さ、もう一回トライしてみっか」
違和感を感じながら俺は
姫凪の元に走った
「姫凪〜!
デートしようぜぃ♪ケーキの
美味い店見っけといたから♪
二人でいかねぇ?」
『…!?ブンちゃん目がエッチ!
二人きりなんてヤダっっ!』
ハッキリ言うねぇ…
俺だって傷つくんだぞ?
まじで…
「じゃ~誰か一緒でいいから」
チョットでも長く姫凪と
居たいから、今日も妥協する
『ん~…兄ちゃんは…
今日用事あるし…あ♪
赤也~ケーキ食べに行こう♪』
「あぁ~?2:1で?
俺、邪魔じゃん…??」
ナイス!赤也!
『え~…来てくれないの?』
赤也の顔を上目遣いで見上げる
ヤバ…可愛すぎ…
「ぅ…解った…行くから…」
バカ也ーーー!
気持ちは解るけど…恨むぜ…
『やったね~♪赤也サンキュ!』
姫凪が飛びつく
「待て!あんまくっつくな!!
後が怖ぇんだから…」
赤也がチラッと俺を見た
解ってんじゃん。覚えてろぃ…
「な~に怖い顔してんのよ」
「!?サクラか…別に」
「全く…2:1だと余るでしょ?
私も行っていい?」
サクラ言うと
『わーい!サクラちゃんも
一緒に行こう♪』
姫凪がはしゃぐ
サクラが赤也相手に
してくれたら助かるし…
まぁいっか。