一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第3章 二人の気持ち(丸井ブン太*夢)完結
「ばか。何で姫凪が
泣くんだよ?」
『だって…私のせいで…
それにブン太にも昨日ヒドイ事…』
「あぁ…あの【関係ない】は
マヂ凹んだ。ま、あれは
姫凪を疑った罰だと
思うし気にすんなよ?」
ブン太が頭を撫でる
『信じてくれてたの?』
「は?当たり前だろぃ?
てか、万が一浮気されてても
俺は姫凪意外
好きになれねぇし…」
ブン太の顔が少し赤くなる
『でも…最近ズットお昼一緒に
食べないし。帰りだって…
カナリ寂しかったんだよ?』
「あ…あれは…最近、
仁王や赤也やジャッカルまで
姫凪と仲良くするし
もしかしてアイツらが姫凪を
狙ってんじゃねーかって…
だから…近づけたく
なかったんだよ…」
ブン太は耳まで赤くなってきた
『もしかして…妬いてたの?』
「悪ぃかよ!赤也達
警戒してたらアッサリ幸村に
手~だされて…嫉妬でオカシク
なりそうだったぜ…」
ブン太は赤い髪を
グシャグシャっと掻いた
なーんだ…ブン太も
同じ気持ちを
持っていてくれたんだ…
妬いたりしてくれてたんだ。
私だけじゃなかったんだね…
『私もブン太が瑞希ちゃんと
仲良くしてるのみて凄く
妬いてたんだよ?』
ブン太の顔を覗き込んだ
「え!?まぢ?姫凪って
何も言ってくんねーから
俺って実は好かれて
ないんじゃねーかって
カナリ悩んでた…」
ブン太が目を丸くして私を見た
2人だけの部室に笑いが響いた
やっと気持ちが通じた気がした
不意にブン太は私を
キツく抱きしめた
『ブン太?どうしたの?』
「幸村の匂いついてる!
消えるまで離さねぇ
黙って俺の腕の中にいろぃ?」
『…瑞希ちゃん来ちゃうよ?』
「いいじゃん。入り込めねぇって
納得すんだろぃ?」
『…うん…』
ブン太の胸に顔を埋める
甘い甘い香水の匂いがした
大好きなブン太の匂いが優しく私を包んだ