一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第31章 世界一静かな…(青八木一)生誕記念☆完結
「布施」
声に振り返った
布施は
黙って小さく笑う
「読んだ、手紙……ありがとう」
一歩、一歩。
ユックリと近付く
追いかけて
追いかけて
「話したい事が、あるんだ」
手を掴む
『私も、ある』
掴んだ手を
握り返される
「オレから言わせて」
いつも無表情で
誰よりも無口な俺が
「オレ…布施に
逢いに…図書室に…行ってた」
真っ赤になって
「布施と居られる時間が
好きで大切にしたいと思ってて…
それは…布施が…大切だって…
事で…つまりは…」
何が言いたいのか
自分でも分らない位
テンパッて
ヘンテコリンな言い回し