第13章 ♢5つ星よりもレア（黒尾鉄朗）完結

「良かったですか？
俺の本気のキス？」

姫凪の耳元で囁く

『…！バカじゃないですか…？！
こんなの今まで何人と………』

「喋んの禁止ーつったのに…
ハイ、ペナルティー」　

何か言いたげだった姫凪の
口をもう一度塞ぐ
さっきより深いキス

ホントは色々しちゃいたいけど
パニックなってんの伝わるから
普通のキスで我慢しねぇとなー

「姫凪…好きー…」

唇を離し目を覗きこむ

『…ホント？』

「うん、ホントー」

『私…多分…マダいっぱい
出来ない事ありますよ…？』

「だから？？」

チャントわかってる

『それでも私と居てくれますか？』

「当たり前ー…てかお前がいーの」

お前に全部合わせてやるよ

『あの………ですね』

「んー？」

姫凪……

〔『私と付き合ってくれませんか？』〕
〔「俺と付き合ってくれませんか？」〕

な？ピッタリだろ？