第13章 ♢5つ星よりもレア（黒尾鉄朗）完結

「うん、パーティを打撃系キャラに
偏らせて倒しに行ったら瞬殺だった…」

『え？うそ！そいつの弱点
闇じゃないの？』

「うん、でもその前にあの丸いやつを
倒さないと回復されるから
少なくとも三人は打撃入れたほうがいいよ
あと闇使いでも最初打撃必須だから
Lレンジキャラに封印球持たすのも必須」

『マヂだぁ…私魔法重視で行って
超かかったのにー！』

なんだなんだ？？
なんかスゲー盛り上がってるけど…

「英語喋ってんのか？」

〔「あ、クロ」〕
〔『あ、クロ？』〕

ハモってんな！
しかも姫凪チョット俺の事
忘れてただろ？

「俺帰るーー」

なんかチョット面白くなくて
立ち上がって部屋を出る

つまーんね！
甘いムード台無し！
研磨も姫凪もバーカ！

って、やっぱ俺が1番ガキじゃん

『ちょっと…クロ！…待って…！』

姫凪が後を追ってきた

「ナーニー？」

『ナニって…急に出て行くから…』

「ふーん…」

あ、姫凪ちょっとオロオロしてる
可愛いかも…