一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
「騒がしかったでしょ」
『うん。凄く』
「でも楽しかったでしょ?」
『うん。凄く!』
「クロが居たらもっと賑やかだし
もっと楽しい」
『………!?それは知らない』
「言うと思った(笑)ね、今度は
練習見においでよ」
研磨が誘うとか
超レアでないでしょうか?
でも………
『んー…ヤッパリ止めとくよ
バレーボールわかんないし』
それに…クロには逢いたくない
「クロの事がそんなに嫌なの?」
研磨はとても鋭い
『クロ…尾さんになんか興味ない!』
「でも……。ううん、ま、いーや…」
ただ深入りはして来ないから
ヤッパリ楽なんです。
「でもさ、クロは悪い人じゃ
ないのだけは覚えててあげてよ」
クロをここまで推す研磨は
本当にクロを好きなんだろう
あの人のどこがそんなに??
そして私はなんで苦手な
あの人の事にこうもムキに
なってしまうのでしょう…
あの人の事なんて考えなければ
こんな苦しい想いしなくていいのに…
そんな事を考えながら
研摩の家までの道を歩いた