一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第2章 天使の正体(忍足侑士*夢)完結
『はぃ?ウチと付き合いたい?
あ~無理。ってゆっか…嫌。』
うわっ!キッツ!チョットは迷ったれや…
「だっ誰か好きな人
居るんですか!?」
お。食い下がりおった。
『居るよ、だから無理』
「誰ですか!?俺その人より
凄くなります!諦めきれません!」
なんやこのボウヤ…
チョイしつこいんちゃう?
『3-Hの忍足侑士。
自分が100回死んでも
勝てへんよ?因みにウチ
年下興味あらへんし
シツコイ男も嫌い。だから諦め?』
「……」
あーぁ…ボウヤめっさ
落ち込んでるやん…
布施さんはボウヤ無視して
さっさと帰って行ってしもうた
なんや、布施さんて
案外モテるんか…
なんてふと思った。
…まぁ、関係ないけど…
翌日も俺の爽やかな朝は
布施さんの声で台無し。
『侑士~おはようさん!
今日もメッチャ愛してんで❤︎』
「はぃはい。おはよーさん」
俺をみてニコニコ笑う
布施さんなんや
笑うた顔もまぁまぁやん。
「あ~昨日…跡部と
なに話しとったん?」
不意に気になって聞いてみた
『ん?なんや?
気になるんか?侑士?』
ムッ。その返し…
昨日の跡部と同じやん。
「気にならへんわ。
何やエェ雰囲気やったやん?
付き合ったらエェのにって
思っただけ?」
しまった…イライラして
アホな事ゆーた…しばかれる?
チラリと布施さんを見たら
一瞬ごっつ悲しそうな
顔して俺を見上げてた。
でもスグいつもの調子に戻って
『何でやねんな~
ウチが好きなんは侑士やし?
跡部は確かに
男前や思うけど…
ギザすぎやん?ウチ的には無理やし🎶』
とケロリとした顔で言った
ホッとした自分に少し驚く。
「ギザで悪かったな。
昨日の部費の追加申請却下で
いいのか?あーん?」
後ろから跡部の声がして
更に驚く。不機嫌な顔をした
跡部に布施さんは
猫なで声で近づいた。