一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
「何してんだよ、危なっかしいなァ」
悪者が行ったのを見届けて
クロが口を開いた
『すいません…会話をしただけなのに
引きずって来られて…』
「……、何いったんだよ?」
『[邪魔です。どこか行ってください]
って言っただけなんですが……』
「はぁぁ。まぢお前バカだろ!
あんな奴等にそんなムカツク態度したら
逆ギレされて当たり前だっつの!
俺が来なかったら今頃メチャクチャに
喰い散らかされてたかもだぞ!」
私に怒鳴る声は真剣で顔は
いつもより怖いのに
目はどことなく優しくて
『…ごめんなさい……』
「ま、なんもされねぇで良かったな…」
私の頭を撫でる手も
とてもとても優しく暖かで…
目からポロポロと溢れ出てしまう
涙を止める事ができず
「ちょ、泣くなよ!そんなアイツラ
怖かったのか!?」
『…黒尾さん、の方が怖い…でした』
なんだか変な日本語になる始末