一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第13章 ♢5つ星よりもレア(黒尾鉄朗)完結
それに別に誰でもドシャットって
わけじゃないです
イイなって思ったら普通に
話もするし遊んだりもします
「布施、部活終わるまでどーすんの?」
あ、この子は特に好きな部類です
『教室とかで適当にゲームして待ってるよ
終ったらLINEくれると嬉しいかなー』
「ん、わかった、じゃあね」
『はーい、いってら』
手を振って去っていくプリン頭
1年の時から同じクラスで
初めはお互い喋る方ではないし
無関心だったんだけど
たまたま隣の席なった時にそれが一変した
ま、キッカケはご察しの通り
ゲーム、とか。
それから空気かな。
絶対に無意味に擦り寄ったりしない
放っといてくれる
そんなちょっと冷めたネコみたいな
空気がとても気に入ってしまって
気づけばいつも研磨の隣に来てしまう
と、いった所。
しかしそんな研磨の友達は………
「おーい!研磨!ってアレ???」
あぁ。そう。この人。
この人なカナリ苦手な部類です
『さっき部活行くって行って
出て行きましたけど?』
「え?!まぢかよーー珍しー
で?お前はここでなにしてんの?」
『研磨が終わるまでゲームして
待とうと思ってましたが?』
「え!?終わってからも研磨の家で
ゲームなんじゃねぇの?それなのに
まだゲーム!?」
いやいや、放っといて下さい。
「それよりさ!部活見に来いよー!」
『いえ。ゲームします』
「冷てーなー。ちょっと位見に来いって!」
ほら、こういう所。
強引で全てに置いて軽そうで
無遠慮に纏わりついてくる