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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第12章 ♧【いつか】じゃない約束(孤爪研磨)完結


姫凪side

浮かれかけてたココロは
一気に地面に叩きつけられて
声を上げる事も後を追う事も
何にも出来なかった

イキナリどうしたの?
私が何かしたのかな?
意味がわからない


『あの…私……なにしたでしょう」

声が震える
立ってるのでさえやっとで
その場所から動けない

「や…俺もぶっちゃけ…想定外…」

黒尾さんが頭を掻く

『ど…しよ……嫌われちゃった、かな?』

俯いたら涙が落ちそうで
必死に前を向いて堪える

「そんなハズねぇって…」

『だったら何で?』

「…ちびちゃん…ゴメン、多分俺が…」 

『え?まさか…ヤッパリ気づいてたの?
話したの??』

黒尾さんが驚いた顔して見てる
言ってからしまったって思った 

「なんか隠してんの?
会ったことあんだな?」

コクリと頷く

「練習の公園?」

また黙って頷く

「たまに来てた、あの、あー………」

『………不良でいい。』

「なんでそんな格好…?」

『リセット…したかったから…』

「なんで?」

『あんな流されてた私じゃなくて
自然体な私で研磨にもう一度
逢いたかった…から……』

「バレた時の事とか考えた?」

『隠し通すつもりだった』

でも今となってはドッチでも
一緒だったのかも
どっちにしても私は研磨に好かれなかった
浮かれてたのに実は
嫌われてましたじゃ
惨めすぎる

それなら仲良くなれなくても
見てられる前の方が良かったのかな…
もう何が正解だったか頭が整理出来ない
わかってるのは
もう今までみたいには
研磨と居られない事だけ
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