一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第12章 ♧【いつか】じゃない約束(孤爪研磨)完結
ある日公園でアイツとその友達が
バレーボールで遊んでた
「そァッ」
「!?…クロ今のなに」
「"一人時間差"!昨日テレビの
試合でやってんの見た!
こうジャンプすると見せかけて
一回止まってブロックに
フェイントかけてから打つ!」
「何それ よくわかんない
テレビで試合見る度 新しい事すんの
やめてよ…」
「何言ってんだ!今から沢山練習してなァ
他の奴らにできないこと
俺達が一番にできるようになるんだ!
今使えない攻撃技だって
今から沢山練習してれば
高校生くらいには きっと、
俺達の立派な必殺技のひとつに
なってるぜ!」
強引なその友達に呆れた顔しながらも
アイツは付き合ってて
凄く楽しそうだった
近づこうとしたけど
私を呼びに来た仲間をみた二人は
怪訝な顔をして距離を置いた
私は無意識に顔を背けて
仲間の中に紛れた
それからも何度かアイツと
アイツの友達を公園で見かけた
もちろん話しかける勇気はない
近づいた所で
その時の私とはきっと目も合わせて
くれないのがわかるから