第12章 ♧【いつか】じゃない約束（孤爪研磨）完結

部室に入ると山本と犬岡がジャレてて
相変わらずウルサイ

「研磨！またゲームか！もっとこう
ガーーっとなる遊びねぇのか！」

「別に…したくないし…」

「あ゛ー！熱くなろーぜ！研磨ぁ！」

「うっせぇ山本。練習増やすぞ」

「!?スンマセン!!」

クロの一言で山本は静かになる
ホッとしてまたゲーム機に目を落とす

明日は新しいゲーム…ロープレは
時間かかるからいつもならしないのに
なんかチョット楽しみなのは
なんでだろ…

布施が薦めるゲームが
今までハズレがないからか
それとも…

「研磨ー練習するぞー」

そこまで考えた所でクロが思考を遮る
ま、別にいっか。
新しいゲームが楽しみって事で
無理やり思考を
強制終了させてコートへ走った