一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第12章 ♧【いつか】じゃない約束(孤爪研磨)完結
そんな、おれに最近バレー部のヤツ以外の
友達?が出来た
『孤爪…くん。新しいヤツ…終ったから
そっちの終わったら交換しない?』
「え…あ、うん…じゃあ明日交換で…」
『りょ。じゃあ明日ね』
と、いっても、その子とは
お互いに買ったゲームを交換するだけで
一緒に遊んだり特別話したり
した事はしないんだけど
人付き合いが苦手なおれには
気を使わなくていい貴重な存在だ
「え?孤爪って布施と仲いいの?
俺あいつが喋ってんの初めて見たかも」
『別に…普通』
クラスメイトが話しかけてくるけど
正直それ聞いて何の特があるのか
分かんないから面倒臭いし
それ以上言わずに黙ってたら
「…これって類友?だよな(笑)
意外ともう付き合ってたり?」
勝手な推測してくるし
本当に無理。
そいつの言葉に顔を顰める
もちろん目は見たくないから俯いてて
向こうは気づいてないけど
『…下世話な詮索は迷惑なんだけど?』
布施はそんなおれに気づいたのか
そいつを分厚い眼鏡越しに睨んだ