一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第11章 GAME(仁王雅治)完結
仁王side
今日は部活は休み。
溜まったイライラは発散できんまま。
教室を出た時クラスメイトが声をかけて来た。
「仁王くん♡一緒に帰っていい?」
「ん?無事に帰さんかもしれんよ?」
「えっ…それって…?」
予想通りの反応。純粋なフリが下手やのぅ…
【したい】
って顔に書いとるよ?
期待通り彼女を誰もおらん部室に
連れ込んで溜まったイライラをぶつける。
腰をくねらせ俺を受け入れる
女に気持ちが冷めていく。
喘ぐ女を見る気になれず、目をつぶる。
思い浮かぶのは布施のあの冷めた顔…
相変わらず生意気な顔しちょる…
しかし俺にキスをした時の
不敵な顔を思い出した途端、
ヒドク疼くのを感じた。
下に居る女の声が一気に高くなり、
締め付けてきた。
ヤバッ…
急に締め上げられた快感に任せ
俺は欲望を吐き出した。
イライラは消えていた。
なのに次は戸惑いが生まれる。
なんで布施の顔を思い出した?
くそ…わからん…
「今日は終いじゃ、じゃあな」
ぐったり横たわる女に
吐き捨て家に帰った。