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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第1章 ☆捨てられないキミ(御堂筋翔*夢)[きいろシリーズ①]完結


「離れるつもりなんや
ったらモウ手遅れや
こんだけ期待させといて今さら
冗談でしたでは済まさへんよ」 

もう離せる気せんしな。

『え!?ホンマ!?それってその…
御堂筋くんが私を…ウソやぁ…』

涙が今にも溢れそうな目でボクを見つめる

「ウソでえーのん?…じゃあウソや…」 

身体を引き離す素振りをすると

『いやぁ…離さんといてぇ…』

たまってた涙が勢いよく落ちる

女泣かすのなんか
趣味やない面倒で嫌いやのに
泣いてる布施さんを可愛いと思う
ホンマこの子にだけは
調子狂わされっぱなしや

「あほ…泣くなや…ここまで
こっぱずかしい事させられて
逃すわけないやろ」

『ほな…!』

「離さへんよ。そのかわり
ボク以外の男にはそんな 
無防備な顔みせなや…」

『ん??無防備??』

さっきまで泣いてたのに
急にキョトンとした顔になる 

「ザク共には量産モンで十分ってことや」

コロコロ表情の変わる顔
をグィっと掴む

『???御堂筋くん???』

「キミィ…やっぱり
アホやろ…理解しぃ…
キミィは、ボクだけのモンや
ゆーてんねん」

そのまま唇をおしあて深く口付ける
力の抜けていく身体を抱きとめて唇を離し

「理解できた?」

と笑うボクに 

『ふぁ…うん…出来…た』

溶けそうな顔して笑いかけてくる

ここらが限界やな〜
これ以上ここにおったら
ボクの理性剥ぎ取られてまうわ
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