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一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】

第7章 約束(越前リョーマ*夢)完結


『ん・・・ん?』

「姫凪大丈夫?」

目を開けた私にリョーマが
話しかけてきた

『リョーマ??…大丈夫…ったぁ…!』

体を起こそうとしたら頭に
激痛が走る

「ボーっとしてるから…
あんなの避けられないなんて…
ドジ。」

『そういえばボールが…。
リョーマが運んでくれたの?』

「違う。運んだのは…」

「おチビー!あの子起きた?」

リョーマの声を遮って
男の人が入ってきた

『この人…誰?』 

リョーマに尋ねると

「ゴメンね!ぶつけたの俺なんだ…
平気…じゃないね…
タンコブ出来てる…
本当にゴメンね!」

その人はオタオタしながら頭を下げる 

『あ…ハイ。大丈夫ですので…あの…』

つられてオロオロしていると

「君って可愛いね(笑)俺、菊丸英二
姫凪ちゃん…で良いよね?
送って帰るから部活終わるまで
ここで休んでて?」

菊丸先輩がニッコリ笑う

『いえ!大丈夫です!
1人で帰れます!
家もそんなに遠くないし…
ね?リョーマ??』

私が困ったようにリョーマを見ると

「…送ってもらえばいいじゃん。」

リョーマはプイッと顔を背けていった

「おチビもこう言ってるし
送るよ♪
じゃ、また後でね~ん」

菊丸先輩はニコリと
笑うと出て行った

『リョーマ…なんで…?』

「なにが?」

『何でもない…ゴメン…』

「あっそ。じゃ、お大事に」

リョーマはさっさと出て行った
1人になった部屋で私は
大きなため息を吐いた  

胸がキュッと痛くなった
リョーマは私が他の男の人と2人で
帰っても関係ないんだな…

私はリョーマと誰かが話してるだけでも
凄く辛くなるのに…
枕に顔を押し付け目を閉じる
せめていい夢が見たいな…
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