第4章 ショウの秘密
ー雅紀sideー
ショウ「ん…はぁっ…」
雨風が激しく窓を叩き付ける音が部屋に響く。
唇を貪りながらお互いに服を脱がせた。
ショウさんを産まれたままの姿にした後、唇を離した。
色白できめの細かい肌が暗がりの部屋に浮かび上がる。
ショウ「………そんなに見ないで…」
頬を赤らめた彼がうつ向いた。
「綺麗だよ…ショウさんの肌…」
ショウ「そんな事…ない…俺は…汚れてる…」
「汚れてなんかない。ショウさん…綺麗だよ」
ショウ「………馬鹿…」
照れたショウさんを初めて見た。
可愛い…。
「名前…」
ショウ「え?」
「名前…教えて?本名…それだけで…いいから」
ショウ「………翔。櫻井翔…」
「………翔…」
翔「あっっ…」
胸の飾りに触れると翔さんの身体が跳ねた。
「雅紀って呼んで?」
そう言うと俺はその桜色の飾りに吸い付く。
翔「あ、やっっ…ま、雅紀っっ…」
俺の頭を掴みながら翔さん…翔はまた跳ねた。
舌先で転がしたり、吸い上げたり、時折軽く噛んだり。
飾りを愛撫しながら片方の飾りを摘まんだ。
翔「あんっっ…ま、さきっっ…」
初めて聞く翔の喘ぎ声に興奮した俺は何度も強くその飾りを吸い上げた。
翔「あ、だ、駄目っっ…!」
ビクンと身体を反らせると俺の下腹部に温かい感触。
「え…?」
驚いて身体を起こすと…そこは翔の放った白濁で溢れていた。
「嘘…乳首で…?」
翔「っっ、やだ…最悪…!」
顔を真っ赤にしながら翔は両手でその可愛い顔を隠した。
「翔…乳首でイったの?」
翔「い、言わないで!俺だって初めてなんだから!」
「初めて?」
翔「雅紀に触れられてるって思ったら…余計に気持ち良くなって…ま、雅紀のせいだから!」
何て可愛い事言うんだこの人は…。
翔「ん…」
俺は両手を掴み、翔にキスをした。
翔「はぁっ…ん…」
ゆっくり離すと頬にキスして彼を見つめた。
「俺を感じさせてあげる…お店に来る客とは違うから…翔は気持ち良くなってればそれでいい。たくさん見せて?翔のイく顔」
翔「雅紀…」
そして俺は翔の足を開き、蕾に触れた。