• テキストサイズ

Starlight Kiss【気象系BL小説】

第24章 番外編『大切な妹』


雅紀の首に手を回しながらキスをする。
やがてゆっくりと…唇が俺から離れていった。


雅紀「じゃあ翔…今夜は俺がお前を買うよ」


「え…」


雅紀「料金は…そうだな。俺の一生。どう?」


楽しそうに雅紀が笑う。


「雅紀…」


雅紀「だからさ、今度もしあんな奴等が居たら言ってやるといい。『俺には今ビッグなパトロンが着いてるから無理』ってね」


雅紀の言葉に…涙が出そうになる。


雅紀「翔。舞ちゃんや増田くんも言ってただろ?君を誇りに思うって。俺も同じ気持ちだよ。そりゃ…大声に出して言いにくい事かもしれない。でも俺は…大声に出して言っても構わない。俺は最高のお嫁さんを貰ったんだって。羨ましいだろって…」


「っっ、馬鹿…」


雅紀「泣くなよぉ」


「だって…」


雅紀「だから恥じらう事はないよ。胸張って生きていこう。ね?」


「………うん…ありがとう…」


俺も…最高の旦那さんを貰ったよ…雅紀…。


雅紀「でもやっぱり…嫉妬はするけどね。俺の翔を…弄んだ奴等は…」


「ふふっ…ばぁか」


雅紀の頬を包んで俺から唇を重ねた。


雅紀…愛してるよ…。
/ 302ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp