第23章 番外編『兄ちゃんのお嫁さん』
ゆっくりと奥を覗くと話し声は聞こえない。
あれ…?
気になって首を伸ばすと…
「ぅぉ…!」
俺はその光景に釘付けになった。
翔「ん…ふぅ…」
翔くんと兄ちゃんが絡み合いながらキス…してる。
しかもかなりの…ディープキス…。
時たま漏れる翔くんの声が色っぽい。
兄ちゃんは翔くんの腰に手を回して支えながら舌をいやらしく絡めていた。
兄ちゃん…すげぇ…。
俺は静かにその場を離れてホールに戻る。
母「祐介。2人はどう?」
「あー…仲直り…したみたい…」
父「だから言っただろ。あの2人はそんなもんさ。喧嘩してもすぐに仲直りするんだから」
「そうだね…」
テーブルに座りお茶を一気に飲み干す。
さっきの光景が…頭から離れない。
さっきの…翔くんの姿が…。
男なんて興味ない。
俺は女の子が大好きだ。おっぱい星人だから。
翔くんは美人だけど…兄ちゃんのお嫁さんだし、そんな事考えた事もないけれど…さっきの翔くん…そこら辺の女子よりエロかった…。
水商売してたからかな…。
相葉祐介。
兄嫁でちょっと興奮しちゃいました…。