第7章 一松のモノなのに、おそ松とやりますか?(一松+おそ松)
一松くんが、こんなにも辛そうだなんて、知らなかった
1人で、ずっと抱えてたのかな。
私は、一松くんの彼女なのに、何も……
それどころか、他の男性と身体を重ねてしまった。
本当に、一松くんの言ったとおり、私はクズだ。
「……ねぇ、」
「な、に…?」
「……キスマーク、つけて。
俺も、つけるから。
もう2度と、俺から離れないように、
もう2度と、俺達が離れないように。」
一松くんは、私が思っていたより、
私に依存していた。
一松くん。
今まであなたの気持ちに応えられなくてごめんね。
私は一松くんの首に腕を回し、
首元に顔を埋めた。
「……んむっ、……」
チュッ……チュパッ…
唇を離すと、そこには赤いキスマークが。
続けて一松くんも私の首元に吸い付いた。
「いっ、たぁ……んっ、」
「……ぷは、はぁ、
……はは、おそろいだねぇ、
もう、一生、僕のものだからな……」
一松くんは、じっ、と私を真っ直ぐに見つめた。
「……うん、
私は、一松くんのモノ、だよ。」
もう絶対、離れない。