第7章 7本目
月島「知りません。僕もう上がりますので」
そう言って出て行ってしまった。
木兔「おやおや~?」
黒尾「おやおやおや~?」
赤葦「今日は橘さんがやっちゃいましたね」
『トドメ刺すんだね赤葦くん』
黒尾「んで~何したの~ユキノちゃん」
『別に何かしたわけじゃないですよ。あれはハプニングです』
赤葦「何があったの?」
3人がじっと見てくる。1人はニヤニヤしてるし1人はワクワクしてる。
『いや~あんまり言うのもなぁ。月島怒るかもしれないし』
「「「秘密にするから!」」」
えぇ...赤葦くんも!?
『絶対月島に悟られないでくださいよ?特に木兔さん。』
木兔「えぇ!?俺!?」
赤葦「そうですね。木兔さんうっかり言っちゃいそうですもんね」
『あと黒尾さんも。』
黒尾「俺?なんで?」
『月島見てニヤニヤしそうだから』
赤葦「...あぁ。」
『やっぱり不安。やめる。』
えぇ~!とブーイングする二人を無視。
練習しないなら帰りまーすと体育館を出た。