第4章 オムライス(カラ松)
【カラ松】
「はい、お待たせカラ松君。」
おぉ……キラキラしてる………
カラ松「いただきますっ!」
俺は○○が作ってくれたオムライスを一口運ぶ。
カラ松「!! ○○、これ凄く美味いぞ!どうやって作ったんだ!?」
凄く美味い。
高級レストランのオムライス見たいだ。
いや、高級レストランなんて行ったことなどないんだが。
「カラ松君が喜んでくれたら嬉しいよ、ありがとう。」
俺は夢中になってオムライスを食べていた。
すると○○はクスッと笑った。
「フフフッ」
カラ松「? どうしたんだ、○○」
○○はティッシュを取って俺の口を拭いた。
「ケチャップついてたよ?」
カラ松「!!!!//////」
………恥ずかしいッッ!!!
俺はコドモかっッッ!!
***
カラ松「○○、美味かったぞ、ご馳走さま………って、あれ。」
○○は眠っていた。
当たり前か。だって仕事で疲れた上にさっきの惨劇、おまけに夜中の2時だからな。
カラ松「お疲れ」
俺は静かにそう言うと○○を起こさないように抱き上げ、ベッドに移った。
○○の甘い香りが漂うベッドに○○を寝かせた。
綺麗に眠る○○。
まるで毒林檎に犯されて王子のキスを待つ白雪姫みたいだな。
ヤバい…………そんな事を考えていたら急にドキドキしてきた。
白雪姫が○○なら、王子は……………
俺は静かに○○の唇を奪った。