第3章 お腹が空いて
【○○】
仕事帰り
「ハァーッ……疲れた………」
真夜中に私はとぼとぼ歩いていた。
今日はミスをしてしまって残業があったのだ。
何時間も椅子に座りながらパソコンを打ち続ける苦しさはあの六つ子達に一瞬でも良いから分かって欲しい。
何て事を考えてみたら美味しそうな匂いがした。
おっ…おでんの匂い♪
屋台があるじゃん。
お金は……少しあるし何か食べてこよ。
「お邪魔しま~す」
ちび太「おっ、その顔は□□じゃねーか!バーローチクショー」
「ちび太!!」
なんと、おでん屋の主はこれまた同級生だったちび太だった!
ちび太は私と同じ、6つ子の見分けがつく数少ないうちの一人だった。
「あ、6つ子……」
ちび太「そうだよ、酔っぱらって帰る気配が全然 ねぇんだ、□□、起こしてやれ。」
おそ「んぁ~、○○はよ。」
おそ松君は机に伏しながら話しかけた。
「起きなさい長男」
おそ「セ○○○してくれたら起きる……」
何いってんだ長男!!?
「なっ……///、ダメ起きて」
トド「デートしてくれたら起きる」
「………起きてトッティ」
トド「トッティ言っちゃダメーっ!!!!」
バッ
よし、一人目起きたね。
「おはよ 」ニヤニヤ
トド「あ……」
よし、どうやって残りの五人を起こそうか…………