第19章 甘く、苦く(色松)
【一松】
「やっ…ふありとも…やめて……」
○○の可愛い声。
その声が耳の鼓膜を震わせ、興奮する。
○○は耳が弱いことは前々から知っていた。
だから、左右どっちからも責められるとどうなるかを視聴したかったのだ。
だから反対側がクソ松じゃないとダメとか、そんな拘りはない。
別に誰でも良かった。
なのにアイツは、俺の○○にキスしやがった。
しかも俺の前で。
本当なら一発殴りかかってたはずだけど。
今殴ると○○が心配するから諦めた。
あとで結局殴るけどよ。
一松「○○…声、マジでエロ過ぎる……」
カラ松「興奮してるんだな?」
○○は酒のせいでもあるのか、顔だけじゃなく、全身が、色が変わったかのように真っ赤だった。
ただひたすら喘ぎながら涙を流している。
…いいねぇ、その泣き顔そそる。
可愛い。