第15章 悪い子にはお仕置きを(一松)
【○○】
「は………温泉?」
トイレから戻ってきた私におそ松君とトド松君がキラキラした目で見てくる。
おそ松「此処の温泉、気持ち良いんだって!」
トド松「お肌にも良いんだよ?今から皆で入ろ?」
いや、パンフレットに大きく混浴って書いてあるんですが!?
だけど………
なにこの澄んだ目は…
私がこの澄んだ目に弱いって知ってて使ってるな………
ゲス松め………
「………分かったよ」
紅松「イヨッシァァァ!!!」
チョロ松「ちょっ、○○ちゃんホントに良いの!?」
やっぱチョロ松君まともだよ。
「あの喜びよう見て今更止めるって言ったら?」
チョロ松「………納得」
結局私は6つ子全員とお風呂に入ることになりました。
***
「はぁ~…」
憂鬱。
バスタオル巻いて入れるとはいえ、皆にこんな露な姿を見せるなんて…
自分の胸を確認する。
……何で私はこんなにも貧乳何だ……
クラスに一人はいた巨乳の女の子がいたよな。
あれ偽乳だろ。
そう思い風呂場の扉をあける。
その瞬間、ぶわっと白い湿気が部屋をくるんだ。
大理石のお風呂、檜のお風呂、入浴剤が入っているお風呂、そしてやっぱり向こうには……
露天風呂でわたしを待っている6つ子達……
さて、気を引き締めないと………
「お…またせ……」
作り笑いで皆と同じ湯槽にに入る。
トド松「あっ、○○ちゃん!」
トド松(足………!臍のシワ見えない……!)
おそ松「この温泉温けぇーよなー」
おそ松(おっぱい……鎖骨……あれ?)
おそ松「あれ?鎖骨についてんの何?虫刺され?」
十四松「!!!」
あっ………ヤバ……
この間十四松君につけられたキスマーク、まだ合ったんだ……
おそ松「あっ、あれか!キスマークだな?一松だろ~このリア充!」
おそ松君はふざけ口調にも、明らかに一松君に敵意を示している。
十四松君も、慌てて、私と一松君を交互に見渡している。
一松「………そうだよ、俺が○○の鎖骨に着けた。」