第14章 Intoxicated

もどかしいのか身をよじる智くん。


「しょ…くんっ、ね？

　さわって…きもちよくして」


かわいいおねだりに思わず

笑みがこぼれる。


「仰せのままに…」


呟いてデニムのジッパーを

口で挟みファスナーを開ける。

下着に染みができていた。


「智くん我慢してたの？

　それとも俺のしゃぶって

　感じちゃった？」


煽るように少し下品な物言いで

智くんを攻める。

羞恥心の強い人だから…

こういう攻めに弱いんだよね。


「んっ…しょぅちゃん…いじわるだ…」


「どこが意地悪なの？」


「わかってる…のに…」


「うん、わかってるよ。

　咥えて興奮しちゃったんだよね？」


「やぁ…いわないで…」


顔を隠そうとする智くん。

腕が押さえられているので

手で隠すことも出来ず

顔を背けるのがやっと。


「いいじゃん、恥ずかしがらなくていいよ」


「ばかぁ…」


「馬鹿だもん…俺。

　馬鹿だからどうして欲しいか

　判らないしね？」


デニムを剥ぎ取り内股を撫でる。


その刺激に足がびくりと震える。


「しょ…ダメぇ…それ…」


「感じちゃうんでしょ？」


「ん、んんっ…」


「どうして欲しい？」


「お…ねがぃ…さわって…」


「いいよ…手がいい？

　それとも口で？」


「…くちが…いい…」


「素直だね…」


腕を縫い止めてた手を離し

その手て頬を撫でる。