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Side by Side  【気象系BL小説】

第4章 ありがとう


ほんのちょっとした思いつきだったんだ。

その方が盛り上がるかなぁって…。

だってさ、いつも、

誰かが相手チームにいる時の方が

燃えるじゃん?

だからさ、一応、座長?みたいなもんだし

こっちのチームの士気って言うの?

あげたいって思っちゃったんだよね?

結果的にみんな楽しめたみたいだし…

良かったかな?

あのね、あぁやってさ、

差し入れもらえばさ…

みんな現場に来る口実できるでしょ?


なんて…。

俺だって気づいてるよ?

みんな、俺の心配してくれてるの。

あっでもさ、痩せたとか

思ってるかもしれないけど…

ほんと役のために絞っただけだから。

体、壊すようなことはしないよ。

だってそれで迷惑かけるの嫌だし、

なにより嵐でいれなくなるのは

絶対嫌だからね。

番組収録の後ね、お父さんとかお母さんに

「やっぱり嵐は素敵だね」って言われたの。

あ、お父さんとかお母さんって

今回のドラマのね?

でね、

「そんな素敵な嵐の一員の相葉くんと

 一緒に作品作れるの嬉しいよ。

だから、相葉くんの新たな魅力を

見てもらえるように頑張ろうね?」

って言ってもらえたよ。

【素敵な嵐】…

これって最高の褒め言葉だよね?

俺の評価を貰うのは

それはそれで嬉しいけど…

【嵐】が評価されるのって

最高に嬉しいよ。
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