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Side by Side  【気象系BL小説】

第19章 Welcome back home !


なぜだろう?
気がついたらこの地に
来ることになってた。

午前中の仕事を終えて
このままオフの予定が
マネージャーからパスポートと
荷物を取りに行って
空港に来るように言われた。

仕事と言われれば
そこに反論の余地は無く…。


頭に?マークを散々、散りばめながら
とりあえずパスポートと財布と
1泊分の荷物をスーツケースに入れて
言われた通りに空港に向かう。

空港ではなぜか、
チーフマネが待ってて何事も無いように、
にこやかに俺に笑いかける。


「お疲れさま。はい、これ」


そういって手渡された航空券。


「荷物、預けるなら
 カウンターに行っておいで。

 預けないならもう
 Webチェックイン済みだから
 通関できるよ?」


「いや、あの…。チーフ?
 
 俺、全く状況が分かってないんだけど…?」


「現地にさ、迎え手配してあるから
 個人向けの出口から出て」


「いや、そうじゃなくて…。
 俺が聞きたいのはこのいきなりの
 状況なんだけど?」


「仕事がいきなりなのは
 よくあることでしょ?

 この業界。スケジュール的に
 ここしか合わなかったんだよ。

 いきなりなのは申し訳ないけど、
 仕事がだから飛んで?」
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