第17章 Afterward 〜ネコとくま〜
口の中の翔くんに舌を絡める。
裏側をくすぐるように
尖らせた舌で撫でる。
その度に口に広がる翔くんの味。
自分がしていることが翔くんを
感じされてるおもったら嬉しくなる。
水音を立てながら、しゃぶる。
少し浅く咥えて、
上あごの裏に翔くんの先っぽを
こすりつける。
「んっっ、ひゃと…」
僕のモノを咥えた
翔くんの声が聞こえる。
もっともっと艶っぽい声を聞きたくて
左手を翔くんのモノを扱き、
右手で下の袋を緩く揉む。
もちろん口は離さない。
夢中になって翔くんを愛撫する。
翔くんが僕のモノを口から離した。
「さとっしっ、ダメ…
もぅいい、っん、から」
ヤダというように頭を振る。
口の中の翔くんが一段と大きくなる。
びくびく言い始めた翔くんのモノを
追い立てるように口を動かす。
「あっダメ…さと…んんっっ…」
翔くんの迸りを口の中に感じる。
僕はそのまま飲み込んだ。
翔くんの息づかいが響く部屋に
僕の嚥下する音が重なる。
翔くんが身を起こして僕の頬を撫でる。
「飲んじゃったの?」
「ん。だって翔くんのだから…」
少し俯きながら僕は答えた。
ベッドサイドに置いてあった
ミネラルウォーターを一口、
口に含んだ翔くん。
引き起こされてそのままキスされて、
口移しで水を飲ませる。