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【弾丸キス】Bullet kiss~誘惑な捜査線♡~

第2章 真城剣太郎 捜査とは名ばかりのデート?


ただいま捜査会議の真っ最中。。。なのですが、


『真城さん…』


私は小声で隣で目をつむっている真城主任に声をかける。


「ん?」


薄目をあけてこちらを見た。


『手を…』

「は?」

『手を離してもらえませんか?』

「いやだ」


そういうと真城さんは繋いでいた手を更に恋人繋ぎにわざわざ直して。。。

「これでいいだろ」

フッと微笑まれて、顔を赤くしてうつむいた。

(こんなんじゃ捜査会議所じゃない!)

そう思いつつも捜査会議に集中しようとする。

(被害者は山下聡子43歳、主婦、刃物で。。。ってえっ?)

集中していたアリスだったのだが、繋がれた左手を真城がにぎにぎしはじめる。。。

『真城さん…これじゃ、集中できませんって』

「このくらいで、集中出来ない様じゃまだまだだな」

その言葉にムッとして、

(そこまで言うんだったら。。。)

と無視を心掛ける事にした。
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