第2章 ヒルメス
「ダリューン!!殿下を!」
ダリューンは殿下と一緒にシャブラングに乗った
「ナルサス様!」
「エラムも先にいけ!あとで合流する」
「エラム行くぞ」
エラムはダリューンと殿下と一緒に走りだした
「ヒルメスといったな‥殿下と仲が良かったのか?」
「それは昔の話だ‥」
ナルサスは馬にのった
「待て!」
「すまないが‥先を急ぐ」
ナルサスは走りだした
「エラム‥ここらへんでナルサスを待とう」
「ナルサス様‥」
「エラム‥ナルサスなら大丈夫だよ。すぐにくるよ」
「殿下は大丈夫ですか?」
「私は大丈夫だよ」
するとナルサスの声がした
「ナルサス!無事だったか!」
「殿下‥ヒルメスとは何があったのですか?」