第9章 忙しい
「どうしたダリューン」
「いや‥何でもない」
最近ダリューンも里奈もお互いに忙しく会える時間が少ない
「殿下に会いたいんだろ?」
ナルサスの言葉にダリューンは頷いた
「だが殿下の邪魔をするわけには‥」
すると兵達があわてていた
「どうした?」
「侵入者です!里奈殿下が狙いです」
ダリューンとナルサスは急いで里奈の部屋へ向かった
「なぜ断る」
その男は里奈に近づいてきた
「妃になれ!」
「妃にはなれません!」
男は里奈の腕を掴んだ
「離して!」
「殿下!」
ダリューンは男に気づき急いで里奈からはなした
「ダリューンこいつは俺にまかせろ殿下を」
ナルサスは男を部屋からつれだした