第8章 二人きり
里奈は目を覚ました
「殿下!」
「そっか私気絶したんだよね‥」
「はい‥大丈夫ですか?」
「うん大丈夫」
するとアルスラーンがやってきた
「ゆっくりとしている所すまない」
「兄上‥どうしたの?」
「話があってきたんだ‥ダリューンの気持ちを聞きたいんだ」
「私の気持ちですか?」
アルスラーンは頷いた
「実はナルサスからきいたんだ!里奈はダリューンが好きだと」
里奈は赤くなった
「ナルサスにバレてたんだ‥恥しい‥」
「それでダリューンに気持ちをきいておいた方がいいと言われたんだ」
(ナルサス‥さっききたのになぜ言わなかった‥)
「どうだ?ダリューン」
「私も里奈殿下が好きです」