第7章 アルスラーン
「手紙の事覚えているか?」
「うん。私に王になってほしいって内容のだよね?」
アルスラーンは頷いた
「王とかいたが妃にもなってほしい」
「妃にもとは?」
「里奈には妃にもなってもらうが王としても頑張ってほしいんだ!ダリューンと」
「え?」
ダリューンという言葉に里奈とダリューンは顔を見合わせた
「ダリューンと里奈二人で頑張ってほしい!ダリューンの里奈妃はだ!これは前から決めていたんだ!」
里奈の顔は赤くなっていく
「里奈大丈夫か?もしかして嫌だったか?」
里奈は首をふっていた
「ダリューンはどうだ?」
「私は構いません!むしろ嬉しい限りです。アルスラーン殿下!」
「よかった!二人なら心配ないな」