第1章 殿下
「おはようございます!殿下!」
「おはよう‥ダリューン」
「どうかなさいましたか?」
「兄上みたいになれるのかなってさ‥」
里奈の兄アルスラーンは今遠くにいる
アルスラーンの手紙には里奈に王になってほしいとかかれていた
「殿下なら大丈夫ですよ!何かあったら私がお守りいたします」
ダリューンがいると心強い気がした
「はやく兄上に会いたいな」
「そうですね」
これからアルスラーンの所へむかう
里奈はアルスラーンと同じ目をしている
綺麗な黒髪をしている
「ナルサス達は準備出来てる?」
「出来ていますよ」
「じゃあ‥出発しようか!」
「はい」
馬に乗り出発した
(兄上‥待っていて下さい)