第22章 特別短編 愛してるよっ
「潤…ここ、ひくひくしてる…」
「えっ…嘘…」
「嘘じゃないよ…ほら…」
今度は指を二本にしてソコを嬲った。
「あっ…やあっ…ん…」
「やらしいね…潤の身体…」
「やだあ…そんなこと言うなぁ…」
入りそうだったから、指をずぶりと入れてみた。
「はぁっ…う…」
「痛い…?」
「う…やぁ…」
「痛かったらやめる…?」
「やだ…やめないで…」
「いいの…?だって…」
「智と…シたいから…いい…」
「え?」
「早く…智とセックスしたい…」
「潤…」
「智…ひとつになろ…?」
「ん…わかった。ちょっとまっててな…」
ゆっくりゆっくり、そこを拡げた。
初めてなんだから…潤に負担掛けないように慎重にした。
指が三本入って、やっとなんとか動かせるようになってきた。
「潤…」
「智…」
指を引き抜いた。
ベッドサイドに置いてた箱に手を伸ばすと、小袋を一つ取り出した。
歯で袋を破ると、中からゴムを取り出して着けた。
潤はそれをじっと眺めてた。
「なに…?」
「ううん…智が、男なんだなって…」
「なんだよそれ…」
「俺、智が男でも…好きなんだなぁって…」
「え…?」
「だって…ゴム着けてる姿見たら…勃っちゃった…」