第6章 Piece of My Heart
「さわりたいです…」
そういうから、思い切って俺は服を脱いだ。
和也もそれをみて、自分で服を脱いだ。
俺を見てにゃって笑うから、俺はたまらなくなって、和也を抱き寄せた。
「和也…好きだよ…」
もう、怖い思いなんてさせないからな…
大事に、大事に抱いてやる。
そっと和也を横たえると、体中にキスをした。
「や…だ…なんでぇ…?」
「ん?どうしたの?」
「どうしてきもちいのですか?」
「え?なんでキスしたら気持よくないの?」
「わからない…しょうさんがするのだけキモチイイ…」
「好き、だからじゃないの?俺のこと…」
「はい。すきです。すきだと、きもちいい…」
妙な手の動きをしながら、和也はその言葉を頭にインプットしてるようだ。
「恥ずかしいから、これは覚えなくていいから…和也…」
「あい」
またキスをすると、和也はもじもじして起き上がった。
「どうしたの?」
「ぼくもキスする…」
和也はそのまま俺の首筋に吸い付いてきた。
ぬるっとした感触に思わず鳥肌を立てる。
「和也…」
俺はまた、和也のされるがままになってしまった…