第6章 Piece of My Heart
がばっと和也のズボンをずり下げて、一気に咥え込んだ。
だって、どうしてやったらいいのかわからなくて…
これが気持ちいいって言ってたから、これしかない。
そのまま口の中で、和也を気持ちよくする。
「んっ…あっ‥しょうっ…しょおっ…」
掠れた声を上げると、和也のソレはビクビクと震えて、そのまま俺の口に温かい液体を出した。
「うーっ…うーっ…」
泣きそうになりながら、俺の口を拭う。
「のんじゃだめです…」
ごくんと飲んだ。
和也は初めての時のように、絶望した顔をした。
「あうー…」
「だから、大丈夫だって…」
笑いながら抱きしめる。
身体に全然力が入ってない。
「ほら、大丈夫だろ?」
「しょう…しょうさぁん…」
俺の髪をぐしゃぐしゃに撫でる。
俺の真似か…?
「すきです…しょうさんすきです…」
「ん…和也…俺も好きだよ…大好きだよ…」
「ずっといっしょ…いっしょ…」
「うん…一緒だよ…離さないよ…」
ぎゅっと抱きしめる腕に力を入れた。
「あぁぁ…しょうっ…」
また泣きだして、俺にしがみつく。
こんなに…
こんなに素直な感情をもらうのは、初めてだ…