第14章 Coo Coo
「やだ…しょうさん…」
泣きそうになりながら、和也の身体が揺れる。
「なに…?なにがやなの?」
意地悪く聞いてやると、和也の瞳から涙がぽろりとこぼれ落ちる。
「ほしいです…」
か細い声でいうと、俺の腕を掴んで引き寄せる。
「いれて…?」
小さい声が震えてた。
額にちゅっとキスをすると、少しずつ和也の中に進んだ。
「んっ…あっ…しょうさっ…」
ぎりっと和也の手が俺の二の腕を掴む。
「苦しい?」
いつもより狭いと感じながら、和也に聞くと、首を横にふる。
「ちあうっ…ちあうっ…」
「どうしたんだ…?」
ぐっと奥に進むと、和也の身体がしなって、白濁が飛び出してきた。
その瞬間、ぎゅううっと中が締まって、追い出されそうになった。
なんとか踏みとどまってみると、ありえないほどうねって、俺を離さない。
「くっ…和也っ…」
喘ぎながら、俺を切なげに見つめる瞳。
「しょうさ…ん…」
俺を呼ぶ声。
俺で感じている姿。
全てが愛おしくて、愛おしくて。
思わずぎゅうっと抱きしめて、和也の中をめちゃくちゃにかき回してた。
「ああっ…しょうさんっ…しょうっ…」
その声がかすれるまで、俺は和也を責め立てた。
やがて俺が果てると、和也は俺をぎゅうっと抱きしめて。
そのまま二人で見つめ合って。
声を出さないまま、小指を絡めて。
また、二人で離れないっていう約束をした。
約束だよ…
和也…