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ROSE【気象系BL小説】

第3章 Call on Me


「かずなりくん…気持ちいい…?」


「はい…きもちいいです…しょうさん…いっしょ…」


「うん…一緒だね…気持ちいいね…」


なぜだか涙が溢れてきた。


この子は…


こんな形でしか愛を得られないと思ってる。


こんな形でしか俺に痕跡を残せないと思ってる。


違う…


違うんだよ…


かずなりくん…


優しく、優しく腰を抱いた。


起き上がらせると、ぎゅっと抱きしめた。


「はぁっ…しょおさんっ…しょおさんっ…」


喘ぎながら、ぎゅうっと俺に抱きつく。


「好きだよ…かずなりくん…」


「あぅ…うぇ…え…ぇ…」


涙がぽたぽたと俺の肩に落ちてくる。


熱い…


「うぇしいです…」


嗚咽で言葉にならない。


突き上げてくる愛おしさに、俺が負けそうだった。


「かずなりくん…一緒に…いようね?」


「いますぅ…しょうさんといっしょぉ…」


そっと髪を撫でると、かずなりくんは震えた。


「あぅっ…しょうさんっ…でぅ…」


「いいよ…受け止めてあげるから…」


俺は彼をぎゅっと握った。


「あぁっ…しょぉさ…」


彼の白濁は俺の手に、熱く降り注いだ。



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