• テキストサイズ

ROSE【気象系BL小説】

第14章 Coo Coo


「和也、大好きだよ…」


「もうっ…」


怒りながらも、俺の身体に手を回してくる。


ぎゅうっと抱き合うと、和也の機嫌は直ったようだ。


俺の肩口にちゅちゅと吸い付いてくる。


「もう…和也…」


そのまま押し倒されて、和也に体中キスされた。


「あ…和也…」


「しょう…あいしてる…」


無心にキスを降らす和也を抱きしめて、ベッドに押し倒しかえした。


「俺も…愛してるよ…」


急に和也に、俺を握られて腰が引けた。


「ほしい…」


下から見上げられて、もう限界だった。


カバンからローションを取り出すと、和也を入念にほぐした。


和也もこれがあると楽だということに気がついてから、嫌がることはなくなった。


指で和也を感じていると、いつもよりも声を抑えているのが苦しいのか、息が荒い。


「んーっ…ふ…」


「和也、ちょっとなら声出しても大丈夫だよ?」


「でも、ゆーりくんにきこえます…」


「大丈夫だから…」


いじめすぎた…


「俺、和也の声聞きたいな…」


「はぁい…」


やっと息ができるようになって、ちょっとホッとした。


指を残したまま、和也にキスをする。


ちゅっと音を立てると、身体がびくびくっと震えた。


感じてる証拠。
/ 420ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp