第12章 勝負のキラフェス
会場に入ると
「うわぁーーー。凄い」
会場いっぱいの人
この人達は全員Kiramuneのメンバーのファンなのだろう
この人達は年に1度会えるか分からないチャンスを掴んでここにいる
それなのに
「あたしは毎日のように会える……」
なんだか申し訳のない気持ちになり俯いた
鈴「気にすんな。お前はあの場所に来る理由があった。それに最初は自らの意思で来た理由ではないやろ。」
「そうですけど…」
鈴「…あんまり考えんな。例え周りが何か言っても俺らはお前を受け入れてるんだからな。ま、今日は楽しめ!」
「はい」
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会場が暗くなり
メンバーの紹介映像が流れる
大輔さんがセンターステージに現れる
あたしはブレードを黄色にした
楽しみでいっぱいのあたしには聞こえなかった
鈴「皆の思い受け取ってな」
こう言っていたことに