第12章 勝負のキラフェス
----光央side----
「いよいよ来週がキラフェスだな」
今年は出ないが見に行くことは決まっている
鈴「どんな風に成長してんのかな。あいつら」
「そーだな。それに勝負がどうなるかも気になるな」
皆が彼女に告白することを聞いた
最初は驚いたが皆が納得してるならと俺らは見守ることにした
「でも彼女は好きな人いるのか?」
鈴「どーなんやろ?あんまそーゆうの気にしないからな」
「ま、その時のお楽しみか」
────────
風呂から上がるとリビングには彼女が寝ていた
そういや見たいテレビがあるからとか言ってたな
「おーい。大丈夫か。ここで寝ると風邪ひくぞ」
反応がない
仕方ない部屋に連れてくか
背中に乗せると部屋に向かう
その途中
『───さん、好き』
恐らく寝言であろうがある人物の名前を呼んだ
「なんだ、ちゃんと好きなやついたのか…」
寝言で言うなら余程好きなんだろうな
自覚してないだけで
例の日が楽しみだ
----光央side end----