第12章 勝負のキラフェス
----徹也side----
『わかりました。楽しみにしてますね』
無事に受け取ってもらえた
このチケットは皆で用意したものだ
そして、渡す役目が俺になった
俺らは最後の勝負をキラフェスにした
────回想────
キラフェスの話し合いが一段落して休憩中
江「あの!」
決意したような声を出す江口くん
神「何?トイレなら行ってくれば」
江「違います!僕……あの子に告白しようと思います」
最初は誰も特に彼の言葉を気にしていなかった
しかし、そんなわけにはいかないらしい
「あの子って名前のこと」
江「そうです。キラフェスが終わったら」
何かを考える神谷さん
神「じゃあさ、皆告白しない」
そのセリフは皆をフリーズさせる
岡「みんなですか」
代「それは…」
入「いいと思います。1人抜けがけのように告白するくらいなら皆でがいいと思います。だってそれなら平等に選んで貰えます」
木「確かに…」
浪「悪くはないけど、その前になんか一押ししたいよね」
吉「……キラフェス。キラフェスに来てもらって自分の魅力をみて貰うのがいいと思う」
────回想終────
こんなことが行われた
自分の魅力をか……
----徹也side end----