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輝きVOICE

第5章 決意




----良平side----



2人が男の家に行く日がやって来た

柿「本当に行くの?大丈夫?俺も行こうか?」

かっきーの口から絶え間なく出てくるその言葉は俺をイラつかせた

うろちょろして落ち着かない江口とのぶ
余程心配なのだろう

目の前には以前買った新品の服を着ている彼女
その服は彼女によく似合っているがかっきーの選んだ服だった

そのことが俺を余計に苛立たせる


"俺なんでイライラしてんだろう"


そしてもっとも苛立たせているのは彼女の隣に立つみゆだ

彼女について行くことは前々から知っていたはずなのになぜが怒りを覚える


"なんだよ、これ"


分かってはいるが認めたくなかった


『では行ってきます』

鈴「頼んだぞ」

入「はい。もちろんです」


みゆなら大丈夫だ。そう思うのに



なんであの場所が俺じゃないんだろう……



そう思ってしまってはもう戻れない気持ちを認可する


俺が守ってやりたい




だって





好きだから




----良平side end----

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