第3章 不運
いきなり部屋に戻ってしまい流石に失礼だと思いリビングに向かうと中から声が聞こえてきた
木「鈴さん。この間のこと以外で隠してることありませんか。」
鈴さん……鈴村さんがいるのか
?「何してんの」
いきなりかけられた声に驚くと吉野さんがいた
「いえ」
部屋に戻ろうとすると
吉「ふぅーん。中で話してんの君のことじゃないの」
手をつかまれた
「そうです。あたしのことでしょうね」
吉「あのさ、皆心配してるんだよ。君が笑ってくれないから」
笑って?
「あたしは」
吉「俺らもさ一応演技する立場だから、それなりに分かるんだ。ほら中」
柿「頼ってほしいんです。もっと。」
吉「だってさ。皆心配してるよ」
そう言ってリビングのドアを開ける
あたしは1人じゃないんだよね
でも、この話を聞いたら
離れていかないかな?
あたしは汚れているから