第6章 幸せな日
「うそ・・・」
リビングで立ち尽くす私
今自分が置かれた状況についていけなくなっていた
大学を卒業して2ヵ月後、のぶ君と結婚した
のぶ君の事務所のHPで発表すると様々な反応があった
『ゆっきーの妹と結婚!?』
『のぶのファン辞めそう』
『なんで・・・』
悲しみの声もあったが
『おめでとうのぶ』
『ゆっきーの妹さんおめでとう!』
その反面温かい声もあった
それから3ヵ月
体調が悪かった私は病院に行った
そこで伝えられた言葉を受け止めることができずにいた
「言わないとダメだよね・・・」
のぶ君に話があることをメールで伝える