• テキストサイズ

ぼくらはDreamer【気象系BL】

第21章 銭湯へGo!


ん?

フワフワボーイの様子がおかしいぞ?

まさか?

ドピュピュ~ン!

フワフワボーイの放った液体が湯船の中にホールインワン!

見る見るうちに無色透明だった湯船が、乳白色に変わっていく。

フフフ…
後でゆっくりあのお湯に浸かろか…

いや、それとも…

流石にそれは腹を壊しかねないので辞めておこう…

それにしてもシャンプーハット君!
君は”受け側”だった筈では?

”攻めの湯”の翔くんといい、シャンプーハット君といい、皆さんお達者なことで…

さて、そろそろテープの残も少なくなってきたことだろうし…



………!!!!

ま、回ってない?????

い、いやそんな筈は…


私は狭い番台の中で身を屈めるが…

私自身が吐き出したモノで床が滑って…
上手く操作が…


アレをこうして、コレをこうして、と…

なんとかデッキの修復を試みるが…



あぁ、なんてことだ…
これはもう再起不能ってやつですか?

ってことは、今まで撮り溜めて来たコレクションはどうなる?

あのラブホでの映像も、マンションの防犯記録も…
もう見ることは叶わないのか?

それは困る!
非常に困る!

これだけが私の生きがいだと言っても過言ではないのに…

チ~ン…

私…暫く立ち直れそうもありません…
/ 403ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp