第20章 飼育担当、相葉です!
よっぽどキスが気持ちいいのか、ショウがゴロゴロと喉を鳴らす。
ん?
ウサギって喉鳴らすのか?
う~ん、ウサギの生態はあんまり詳しくないんだよなぁ…
まぁ、でもショウの顔を見る限り、気持ち良さそうにしてるし…
何より、オレを見上げるショウの目は、”もっとして?”って言ってるようにも見えなくもないし…
これはやっぱ答えてあげるべきっしょ?
それが飼育係の”使命”ってやつじゃない?
「ショウ、ここにゴロンしてごらん?」
太陽の日差しを充分に浴びた乾草のベッドの上に、フサフサの毛に覆われたショウの身体がゴロンと横たわる。
ショウの手が中心に伸びる。
あらら、勃っちゃったのね?
「ショウ、ココ苦しいでしょ? 楽にしてあげるね?」
オレは可愛く勃ち上がる翔の中心を口に含んだ。
”キュキュ~ン”
口の中でペロペロしてやると、ショウがどんどん大きくなっていく。
「ひょう、いっへひぃはらへ?」
根元を指で軽く締めながら、チュ~ッと吸い上げる。
”キュキュキュ~ン!」
口の中でショウがビクビクと脈打ったかと思うと、オレの口の中にショウの味が広がった。
オレはそれを喉を鳴らして飲み込んだ。
…けど、ウサギの、だよな?
身体には問題ないのか?